6/21(tue) ブノワ・フロマンジェ フルートリサイタルを聴く
四谷区民センターへ、ブノワ・フロマンジェのリサイタルを聴きに行きました。
フロマンジェはついこの間までバイエルン放送交響楽団の首席をつとめ、今はベルリンの大学で教授をしてらっしゃいます。
バイエルン放送交響楽団の首席フルートといえばイレーナ・グラフェナウアーやアンドラーシュ・アドリヤンなど代々凄い人が君臨してますが、初めて聴いたこのフロマンジェも先代同様、大変な実力でした。
共演の藤田真頼さんとお友達の川畑淳氏の計らいで来たのですが、当の川畑氏はキャンセル!代わりに奥さん(新妻)の知永子さんが付き合ってくれました。
やたら裾が長いジャケットを着て登場。これは自信があるに違いない!
で、左足を軸に右足でいろんなステップ踏みながら演奏。やはり自信ありげな様子。どことなくマクサンス・ラリューに似てるかも。
1曲目から3曲目までマニアックな知らない曲、なんだか凄い鳴りだったけどフランス現代物ってわかりづらいなぁ。雰囲気一発で聴きました。
休憩後2曲目でようやく知ってる曲ドップラーの《アンダンテとロンド》藤田真頼さんが2番をつとめました。2人とも使用楽器はパールのハンドメイドオペラ。つまり僕と同じなんですねぇ。なんだか嬉しい。。。。この曲で心なしか客席がホッとした雰囲気になりました
ラストは好きなプロコフィエフのフルート・ソナタ。もの凄くダイナミックレンジが広く小さい音は水面漂うようだし、フォルテは豪快な鳴りっぷり。もちろんテクは最上級で非常に満足・・・
そういえば知永子さんとの会話で 「満足?」「うん」「HAHAHAHAHAHAHA・・!」
なんでだ??